家政婦な306日

55歳からの最終転職に家政婦を選びました。現在週に6日、家政婦としてバタバタと走り回っています。

女性の影

菜子の色

役所さんと知り合って何年だろう。はっきりとしないけど、9年経ったのかな。わかりません。

名前も年齢も職業も教えてくれなくて

それなのに家に招待してくれて、そこで名前を見つけて知った。

何回か女性が出入りしているのを知っていたけど、黙っていた。

私は彼女ではなかったから、そんな事問い詰める権利もなかった。

それでも俺様の役所さんに合わせるのはきつくて、もぅ来ないと言った。

少し焦った様子もみえて、私を繋ぎとめようとするのが少しだけわかった。

あれからまた数年まだ繋がっている。

先日一ヶ月振りに共通の趣味てある山歩きをした。

その日役所さんのベッドルームの植木鉢に女性用のヘアゴムを見つけた。

掃除の最中だったから、終わってから

はい、ヘアゴム置いてあったよ。誰か来てるのかな、ってさらっと言ってみた。

え、見せて。それは俺が使ったんたよ、と言う。

笑える。

短髪なのにヘアゴム使うというおかしな嘘。

彼女じゃないから、昔からお互いの詮索はしない。気にはなるけど問い詰める権利や立場ではない。

そんな事があっても、以前よりは動じない自分だった。


しかし、ここだけの話、65歳の男性の所にアプリだとしても、より着く女性はいるのだろうか。






役所さんは

息子がお空に還ってから、私の事を心配してくれてもいる。寄り添ってくれている。

だから感謝してる。